
21年愛用した浴室暖房が故障。一昨年の給湯器交換で「暖房なし」を選んだ伏線が、最高の決断に変わるまで。
一昨年に下した勇気ある決断
一昨年、我が家の暖房付き給湯器が突然の不調に見舞われました。お湯の自動運転が作動しなくなり、交換を余儀なくされたのです。
「次も、浴室暖房用の温水を作れる高価なタイプにするか。それとも、暖房機能を捨ててシンプルな給湯専用にするか」
これまでの20年間、浴室暖房をほとんど使ってこなかった事実に目を向け、私は後者を選びました。使わない機能に余計なコストはかけない。その一心で、設置費込みで7万円も安い「暖房なしモデル」を選択したのです。
当時は「もし将来、浴室暖房が使いたくなったらどうしよう」という不安がなかったわけではありませんが背に腹は代えられません。
21年連れ添ったリンナイの沈黙
その異変に気づいたのは、ある冬の朝のことでした。
いつもなら、夜にお風呂に入って「24時間換気」を回しておけば、翌朝にはカラリと乾いているはずの浴室。しかし、その日に限って、お風呂場のドアを開けた瞬間に、むわっとした湿気と重たい空気を感じたのです。
「おかしいな……」
見上げれば、壁や天井にはびっしりと結露が残り、水滴が今にも滴り落ちそうになっていました。24時間経っても水気が引かない。それは、21年間、一度も欠かさず浴室の空気を入れ替えてくれていたリンナイの浴室暖房乾燥機が、ついにその長い役目を終えた合図でした。
慌ててスイッチを入れ直してみましたが、返ってきたのは、普段の力強い排気音ではなく、力なく途切れる小さな音だけ。2005年から我が家を支えてくれた相棒の「完全なる沈黙」でした。
「21年か。本当によく頑張ってくれた」
感謝の気持ちとともに、私はすぐさま次の一手を考え始めました。しかし、ここで一昨年の「あの決断」が、一気に現実味を帯びて迫ってきたのです。
なぜ「ただの換気扇」に格下げしなかったのか?
工事費を抑えるために「単なる換気扇」への格下げも検討しましたが、実際に見積もりを比較してみると、驚きの事実が判明しました。
【コスト比較】換気扇 vs 浴室暖房乾燥機(MAX)
| 項目 | 換気扇 | 浴室暖房乾燥機(MAX) |
| 製品代 | 20,000円 | 35,000円 |
| 標準設置工事費 | 9,900円 | 19,800円 |
| ガス式撤去費用 | 8,800円 | 8,800円 |
| 専用回路増設・ブレーカー | - | 22,000円(※) |
| スイッチ設置・ダクト延長 | 15,000円 | 5,000円 |
| リニューアルパネル代 | 20,000円 | -(寸法ぴったりのため) |
| 合計(税込・概算) | 73,700円 | 90,600円 |
※浴室暖房乾燥機の回路増設19,800円+ブレーカ設置2,200円の合算
わずか2万円の差で手に入る「安心」
一覧にしてみると一目瞭然でした。換気扇に格下げしようとしても、大きな開口部を塞ぐ「リニューアルパネル」や専用スイッチの設置が必要になり、結局7万円以上の出費となります。
対して、最新のマックス製暖房乾燥機は、一昨年の給湯器交換で浮かせた「7万円」に、わずか2万円強を上乗せするだけで設置可能。この「約2万円の差」で、将来のヒートショック対策という安心が買えるのであれば、どちらが賢い選択かは明白でした。
※お値段かわっているかも、申し訳ございません
なぜ「マックス(MAX)製品 BS-133HA-1」だったのか
数あるメーカーの中で、なぜ私は「マックス(MAX)」を選んだのか。そこには、単なる直感ではない、4つの決定的な理由がありました。
圧倒的な信頼感「国内シェア50%以上」の安心
調べてみて驚いたのが、マックスの市場シェアです。浴室換気暖房乾燥機の分野において、実に国内シェアの半数以上を占めるトップメーカー。建築業界のプロが「浴室換気といえばマックス」と口を揃えるほどの信頼性は、これからまた20年使い続ける設備を選ぶ上で、大きな安心材料となりました。
開口部がピッタリ
最大の懸念だったのが天井の開口寸法です。21年前のリンナイ(ガス式)が収まっていた大きな穴に、最新の電気式が合うのか。しかし、マックスの製品ラインナップを確認すると、驚くほど寸法がピッタリ。天井を削ったり、不自然な隙間を埋めたりする特殊な加工が必要なく、まさに「入れ替えるだけ」の美しい収まりが約束されたのです。
我が家の必須条件「3室換気」に対応
我が家の浴室暖房は、浴室だけでなくトイレと洗面所も同時に換気する「3室換気」タイプ。この特殊な仕様に対応している製品は限られますが、マックスには高性能な3室換気モデルがしっかりとラインナップされていました。これまでの生活環境を一切変えずに更新できるのは、大きな魅力でした。
高性能なのに「お財布に優しい」
そして何より、コストパフォーマンスの高さです。ガス式を再構築するコストに比べ、電気式への乗り換えは本体価格も工事費も非常に合理的。一昨年の給湯器交換で浮かせた「7万円」という予算の範囲内で、最高ランクのメーカー品が手に入る。これこそが、私にとっての「最適解」でした。
マックス製品のBS-133HA-1からBS-133MH-2にグレードアップした理由
マックスの製品に決めた後、最後にもう一つ重要な選択がありました。それは、同じ3室換気モデルの中でも、標準的な「BS-133HA-1」ではなく、上位機種の「BS-133HM-2」を選んだことです。
その理由は、カタログスペックに隠された「適応延床面積」の違いにありました。
機種選定の比較:我が家の広さに最適なのはどっち?
| 比較項目 | 標準モデル (BS-133HA-1) | 上位モデル (BS-133HM-2) |
| 適応延床面積 | ~80㎡ | ~120㎡ |
| 我が家の床面積 | 100㎡ | 100㎡ |
| 商品価格(税込) | 35000円 | 40000円 |
| 天井開口 | 410x285mm | 410x285mm |
| 判定 | 容量不足の懸念あり | 余裕のスペック(最適) |
5,000円の差で手に入れた「ゆとり」と「効率」
我が家のマンションは床面積が100㎡あります。標準モデルの適応面積は80㎡まで。もちろんこれでも動作はしますが、家全体の空気を24時間入れ替え続けることを考えると、常にフル稼働に近い状態になり、効率や寿命に不安が残ります。
わずか5,000円の追加費用で、120㎡まで対応可能なパワーが手に入る。この「ゆとり」こそが、長期的に見た時の安心に繋がると確信しました。
※お値段かわっているかも、申し訳ございません
21年の進化に驚愕!新型マックス(MAX)がもたらした3つの快適性
21年間、毎日休まず働いてくれた旧型のガス式。しかし、最新の電気式「BS-133HM-2」に交換した瞬間、その圧倒的な性能差を肌で感じることとなりました。20年という月日がもたらした「技術の進化」を、3つのポイントでレビューします。
浴室の結露が消えるスピードが劇的にアップ
新型は「適応面積120㎡」を誇るパワフルな換気能力のおかげか、数時間後には浴室全体がカラリと乾いています。カビの発生を抑えるための「乾燥力」が向上しており、掃除の負担が減りそうな予感にワクワクしています。
「入浴中の寒さ」が消えた!
最新のマックス製品は、空気の流れがスムーズで、浴室内の温度が逃げにくい設計。浴室のドアを開けた瞬間から、以前のような「ヒヤッ」とする感覚がなくなり、心からリラックスして湯船に浸かれるようになりました。
家中の空気が「新鮮」に。3室換気の底力
もっとも驚いたのが、浴室以外の空気の変化です。床面積に見合った大容量モデル(BS-133HM-2)を選んだ効果は絶大でした。浴室だけでなく、トイレや洗面所、そして寝室まで。「24時間換気」によって家全体の空気が循環しているのが、空気の清々しさで分かります。どこにいても空気が淀んでおらず、新鮮な酸素に満たされているような感覚は、旧型の時には味わえなかった贅沢な快適性です。

まとめ 新鮮な空気が手に入った気がします
浴室暖房乾燥機をいざ選ぼうとすると、メーカーも機種も膨大で、最初は「何が正解なのか」全くわからず立ち尽くしました。YouTubeやネットを駆使して勉強し、知識を広めたことが今回の勝因です。
適応面積(80㎡ vs 120㎡)の違いや、ガス式から電気式へ切り替える際の工事費のカラクリなど、学べば学ぶほど「今の我が家に本当に必要なもの」が明確になっていきました。
製品選びから業者さんの比較、そして見積もりの精査。それは決して楽な作業ではありませんでしたが、その努力の結果、どこよりもお値打ちに、そして我が家にとって「最高の商品」を取り付けることができました。
悩んでいる皆さんの少しでも参考になれば、これほど嬉しいことはありません。
新しくなった静かな浴室で、今夜はゆっくりと「新鮮な空気」を楽しみながら疲れを癒やそうと思います。


コメント
21年もの間使ってきた機器への愛着や、選び直した理由の説明がとても丁寧で心に響きました✨
特に、単純な節約だけじゃなくて、将来の安心まで考えた選択という点が素敵だと思いました!
家の設備選びって悩むことが多いから、実体験に基づいた比較や考え方がすごく参考になりました👍
これからも暮らしに役立つお話、楽しみにしています😊
ありがとうございます。家の設備はわかりにくいですからね。これからも暮らしに役立つ情報発信していくので宜しくお願い致します。